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YouTubeで探し物をしていたら、偶然この映像に出会った。
　数十年前、バイオリンを持ったまだ少女の諏訪内さんが歩くコマーシャルは、覚えている方もいらっしゃるだろうが、すごい美少女で国際コンクールで優勝したヴァイオリニストで時の人だった。その後、しばらく表舞台ではあまり聞かなくなったのだが、偶然この映像で再会したのだ。
　メンコンことメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、三大ヴァイオリン協奏曲の一つとして最もポピュラーな曲で、出だしの美しく物悲しいメロディーは、音楽の好きな人だったら誰でもご存知だと思います。
　多分N響とのものだと思いますが、なんとなく見始めたこの映像ですが、とても美しいヴァイオリンの音色と、その力強い進行に、オーと思われるような新鮮なイメージをこの曲から感じながら、最後まで聴いてしまいました。
　諏訪内さんにはいろいろとうわさも聞いたことがありますが、この演奏を聴いて、それでも美しく力強く生きてこられたのだなと思いました。
　久しぶりに聴き応えのある演奏を聴きました。