謎といってもたいした謎ではないけれど。今月14日に探索してきた。
四王寺山三十三石仏は、「四王寺山三十三石仏現況調査報告書」によると、その17番、18番そして20番が二体づつ挙げられている。17番と18番は、本来の石仏が毀損したので新しく作られたものが並べて置かれているためであろう。
しかし、20番はどうだろうか。20番の置かれている鮎返りの滝は、以前は「お滝場」であったらしくほかにも石仏がたくさん置かれていて、そのうちの一つに20番の表示があるのだが、以前は別の石仏が20番だったとのこと。その石仏は、どれか。
ありました。滝の真上、左側の岩のところ、石の囲いの中に千手観音がおわしました。
ちょっと普通には行けないところなので、見逃していたのですが、立派な石仏です。
たぶん、一般のお参りの人が滝の上のそこまで行くのが危ないので、別の石仏を20番にしたのだろうと思います。
まあ、自分なりに納得したわけです。
コメントをする