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サイモン・アークの事件簿
久しぶりの海外ミステリーです。これも買いためているミステリーのひとつ。今回二冊まで読みました。
サイモン・アークは、自称二千歳の悪魔ハンターだとか。ややオカルトっぽい感じだが、物語にオカルト的なところは無いといえる。ワトソン的な相棒と一緒に世界中に飛び回り、怪奇的な事件を解決する短編集だ。
オカルト的な主人公に反して、解決の方法にオカルト的なものはない。なんとなくブラウン神父譚を思い出されて、一応本格推理物だといえるかな。
現在まで文庫で5冊出ているが、まだ二冊しか読んでいない。でも、そのなぞ解きはすんなりとは納得できないものが多い。わくわくしながら読むミステリーではなく、本格ミステリーファンが時間つぶしにでも読もうかなという感じです。
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