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もぐらシリーズ5「闘」、6「戒」(矢月秀作 著)中公文庫
4月になって、ようやく花粉症もおさまって、山のシーズン到来と思っていたが、悪天候やなにやで、なかなかゆっくり山に登れない。仕事をしている間は、仕事優先でもあるし、ゆっくり山を楽しめるのは、来年4月以降、完全引退後のことになるようだ。
ということで、たまるストレス解消に、すかっとするエンターテイメント小説を読んだ。
事情により警察官を退職して「トラブル・シューター」(まあ、人殺しは請け負わないけれど、現代版仕事人みたいなものですね。)をしている通称「もぐら」の活躍を描いた「もぐらシリーズ」の第5弾「闘」と第6弾「戒」を続けて読んだ。
「闘」は、iPS細胞の実用化にかかわる犯罪について、「戒」は、連続爆弾事件。
いずれも、主人公の現実離れした超人的な活躍で解決に。ばかばかしいけどスカッとします。
第6弾の最後は、不気味な終わり方で、第7弾に繋がっていく予告が示されている。
このシリーズも今年の夏に刊行予定の第7弾で完結と帯に書いてあるので、期待しよう。
このシリーズは、一冊づつ完結した話ではあるが、先の作品を引きずっているところもあるので、やはり順番に読んだほうが楽しめるであろう。
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