貫山(平尾台)
2012-09-30


貫山(ぬきさん 712m)
 9月の朝日会例会は、9月29日に北九州の貫山に登った。貫山は、小倉南区にあるカルスト台地「平尾台」の北部に位置し、九州百名山の一つである。今回登った吹上峠からは、なだらかな丘陵という感じだが、観る場所によっては、綺麗な三角錐の山だという。
 吹上峠からは、ハイキング気分で登ることができる。峠の道のすぐ上に、立派なトイレのある、数十台分の駐車場があり、そこに車を停める。すぐ下の道を挟んだ反対側が、登山口で、「散策路 大平山」との立派な案内表示がある。
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 登山口付近では、これからのハイキングシーズンに備えて、草刈りしていた。ハイキングとしてはいきなりの急登で息が切れるが、すぐに草原と石灰岩の尾根に出て、石灰岩の間を縫って進めばすぐに大平山(567m)の山頂にでる。大平山は、「おおへらやま」と読むそうだ。
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 大平山山頂から下って、今度も急な登りを直登する。
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 この登りはかなりの急登だが、見た目ほどきつくはなく、とりつけば何なく登れる。登りついた先が四方台と言われる分岐。
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 左に貫山が見える。なだらかに下り、今度は息を切らせてちょっとだけ我慢して登れば、貫山の山頂に出た。
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 山頂からの展望はなかなかのもので、眼下には周防灘が広がり、北九州空港や、苅田町の工場群が見える。今日は、あいにく台風17号の影響で視界はそれほどよくない。台風は、とても心配したが、下山するまでなんとかもってくれた。
 下山は、四方台まで戻り、直進して茶ヶ床園地のほうへ。
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 雄大な草原を緩やかに下る。辺り一面には、羊の群れのような石灰石群が広がり、なかなかの見ものだ。

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 茶ヶ床園地から右に山裾を緩やかに下る。「上穴」、「下穴」と言われるドリーネの間を縫ってしばらく歩けば28号線に出て、駐車場はすぐそこ。
(10:00)吹上峠登山口発、 (10:39)大平山山頂、 (11:22)四方台、
(11:42)貫山山頂、昼食、
(12:12)下山、 (12:30)四方台、 (13:14)茶ヶ床園地、
(13:46)駐車場に戻る。
 車に乗って、カルスト台地の中にある「千仏鍾乳洞」に行き、見学。
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 貸し出してくれているサンダルに履き替えて、洞窟の中のとても冷たい流れに膝まで浸かり、ジャブジャブと進み、探検した。
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