井原山(いわらやま 982m)
井原山は、福岡、佐賀県境にある九州百名山の一つで、キツネノカミソリなどの名所として多くのファンがいる、親しみのある山である。この連休の時期は、ミツバツツジが特に美しい。
開花状況は、糸島市のホームページで知ることができるので、この時期になるといつもどうだろうかとチェックする。昨日もチェックしたら、「見ごろ」とあったので、さっそく登る。今日、早朝は雨がパラついていたが、天気予報では「曇りのち晴れ」となっており、それを信じて出かける。
登山口は、キトク橋の側だ。登山口に着いても雨は止まず、回復の様子も見えない。
天気が回復すれば、井原山に登り、縦走路を雷山まで行って、雷山観音に下り、井原山・雷山中腹自然歩道でキトク橋まで戻る周回コースを歩こうと考えていた。
ところが、天気は全く回復せず、山頂に着いても霧雨と風の中で寒いくらいだ。縦走しようという気持ちがすっかり萎えてしまった。
さすがに、山頂には誰もいない。
お目当てのミツバツツジは山頂周辺に咲いていたが、まだ蕾も多く、また、今年はなんだか花が少ないようにも感じた。だが、小雨の中だったので、ピンクの花が特に鮮やかに見えた。
昼食もとらずに、下山。往路を戻るのも、しゃくだから、少し回り道して帰る。
登ってきたのと反対側に、三瀬峠のほうに下り、途中から左に水無鍾乳洞のほうへ下る。この道は、キツネノカミソリなど花の多い道で、なかなか楽しい道だ。
急な下りを滑らないように慎重に下り、渓流沿いに出てしばらくで、分岐を「アンノ滝」との案内表示に従い、左にとる。
少し登り、山腹を巻くようにして下ると、アンノ滝の少し上でキトク橋からの道と合流する。
あとは黙々と登山口まで下る。
家に帰りつくころに、やっと晴れ間が見えてきた。明日は快晴かもしれないな。
以下は、ミツバツツジ以外に楽しませてくれた花々の一部だが、残念ながら全く名前を知らない。
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